「なんか、耳のところが痛いの!」って突然こどもが言い出したらコレ!
聞き流さないであげてください
人間だもの。
イライラしちゃう日は絶対あるんじゃないでしょうか。
仕事に家事に育児に、、、って頑張ってると余裕のない日はありますよね。
ものすごく「可愛い!」って思ってるこどもにきつく当たっちゃう日もありますよ。
そんな時に限って、いつもよりも甘えてこられて
鬱陶しく感じちゃったり、聞き流しちゃったり、、、誰でも経験してるのではないでしょうか?
「○○が痛い!」ってかまってほしくて言ってるのか?本当に痛いのか?
悩むときもありますよね。
今回は、当院の患者さんからもたまに相談される症状。
耳のところが「キーン」と痛いとか「ずーん」と痛いとかいう訴えについて。
けっこう、その一瞬だけ痛くて治っちゃったりもするんですけど聞き流さずにこの記事の内容を実践してみてくださいね。
おなかの冷えの可能性がありますよ
おなかの冷えは万病のもと。ってくらい大事な部分です。
おなかの冷え=内臓の活動が弱い
とも言えます。そうなると、背骨に負担がかかってくるのでいわゆる「からだの硬い子」になってしまいがち。
脳脊髄液の循環不良も起きると考えられるので、頭痛などの頭周りの不調も見られるかもしれません。
【注目点】耳は側頭骨にあります
側頭骨は頭蓋骨のサスペンションのような機能もあるといえる骨。
他の骨のゆがみの影響をモロに受けます。
この側頭骨の動きがガチガチになっていると色々な影響がでてしまいますが、とくに耳まわりの不調にも現れます。
耳のところが「キーン」と痛いとか「ずーん」と痛いとかいう訴え
があった時にはこの側頭骨のゆがみを考えていきます。
腎臓を温めて側頭骨の改善
側頭骨は腎臓の影響が出やすい部位。
その腎臓に負担がかかるのは水分不足や疲労、冷えです。
水分不足
体重×30ml 以上の水分を摂れていなければ、腎臓の活動があまりよくないかも。また、水以外のものだけ飲んでいても負担がかかってしまいます。
こどもの場合、あまり水分を摂れていないことも多く見受けられるので見直してみましょう。
水分は摂れているし、疲れてる様子もないという場合は冷えを疑って温めましょう!
腎臓は第11、12肋骨の裏側に位置しています。
背中の中央部~ちょっと下くらいに湯たんぽなどを当てて10-15分ほど温めてみてください。
日頃からチェックしてあげましょう
2つだけですので、ストレスなく毎日チェックできると思います。
おなかを触ってみる
腋窩温度(わきのした)の測定で平熱が36℃後半台だとしても「おなか」は冷えているという子もいます。
直接おなかを触ってみてください。
深部温度が低いと
表面上温かくても、しばらく触っていると「なんか奥がひんやり」感じます。
その場合は、腹巻を巻いたりおなかを湯たんぽなどで毎日温めましょう。
あ!お風呂も大事ですよ。冷たいものの摂取も控えめに、、、
※お腹が冷えてると寝返りなどもひどくなります。
耳の硬さを見る
耳は本来やわらかいです。
餃子にしてみたり、折りたたんでみたりして痛がるようなら硬くなってる証拠。
おなかや腎臓を温めたり、水分を意識したりしましょう。
【お・ま・け】食事にも注意しましょう
糖
おやつにジュースにデザートに、、、
誘惑だらけの糖。
腸内環境を良くしたい、こどもを健康に育てたいとお考えならお控えください。
そもそも摂りすぎると糖化という現象がおきますし、全身的なゆがみも強くなることが考えられます。
そのせいで、成長痛が強くなったり、循環不良で冷えや便秘が起きたりと様々な問題につながってしまいます。
小麦
グルテンをはじめとしたタンパク質が色々な悪さをするといわれますね。
朝ごはんにパン!
給食で麺!
夜ご飯はパスタ!
意識してないと上記のような献立になることも、、、
ここでは小麦完全カットしろ、などとはいいませんので
パン、パスタ、うどん、そうめん、ラーメンをはじめピザやグラタン、クリーム系メニュー、天ぷら、フライなど小麦粉全開な食事は1日1回で納めておいたほうが良いかなと思いますよ。
※おなら出まくりな子は一度小麦とバイバイしたほうが良いと思います。
牛乳
カゼインの問題やカルシウムの吸収問題などなど、さまざまな指摘のある牛乳。
盲目的に健康に良いからと考えてるかたのなんと多い事か、、、
健康に良いという思いこみのみで、こどもに無理に飲ませたりしないようにしましょう。
一昔前に比べて、牛乳に関する書籍も多く出ていますので
気になるかたはご自分で色々調べてみると良いと思いますよ。
シュガー×グルテン×カゼイン
のトリプルコンボメニューはこどもには食べさせたくないですね。