結局のところ整体って治してない!直してるんです!
整体は「直す」ことがメインだと考えています。
直す| 悪いところをなくして正常に戻す。修理する。ほかのものに置き換える。ほか、広く用いる。
治す| 病気やけがを治療して健康にする。
引用元:漢字ペディア(https://www.kanjipedia.jp/sakuin/doukunigi/items/0005384600 )
直すと治すの違いは上記のようにはっきり違います。
「俺が治してる」なんていう高慢な態度の医者や治療家は大嫌いです。
自然治癒力があるんです、人間には
骨折の治療でね、整復したり包帯まいて固定したりっていうのは治療家ができますけどね。そこから、骨をくっつけるは本人の治癒力ですよ。
本人が治してるんです。
これは腰痛をはじめ、あらゆる症状に言えること。
わたしたち治療家は
正常ではなくなっているものを直すことで、治せる体にしてあげることしかできないんですよ。
「痛み」だって勝手に引いていきます
はっきりいって「痛みがひけば良い」というだけなら放っておいても大丈夫。いつか体が勝手に治すから。
みなさん、早く痛みをひかしたいから治療院に来ます。
でも、それだけが目的ならどこだっていいと思うんですよ。マッサージだろうと電氣だろうと刺激さえあたえれば痛みをひかすのって案外できますから。
痛みがある時に関係のないところをつねって気を紛らわせたりするでしょ?
けっこう、脳ってダマされやすいので。強い指圧系なんかも痛みをだましやすいです。
「痛みの消失」以上に「痛みを引き起こした原因」が大事
「痛み」の概念として閾値(いきち)という指標があります。この閾値を超えると痛みを感じ、閾値を下れば痛みを感じなくなるという指標。
捻挫で説明していきます。捻挫ってクセになる!って良く聞くでしょ?
なぜ、クセになるのか?直ってないからです。
>治療は包帯で固定したり、テーピングをしたり様々ですが基本的に閾値より下がり「痛みを感じない」状態になると「治った」と勘違いします。そして治療を終えてしまう。
この勘違いは一般の方だけでなく治療家にも多いのが現状です。
痛みがなくなっても、関節の可動や筋膜筋肉の可動が正常まで直っていない場合が多いのです。これを見落としている治療院では痛みがなくなった時点で「はい、完治です」と治療終了。しかし患者本人は実際は違和感がたっぷり残っている状態。なんてことに。
関節の可動や筋膜筋肉の可動が正常でなければ、かばった動きを無意識にしてしまうので余計に動きが悪くなりまた同じ捻挫を繰り返すという悪いループにハマっていきます。
痛みだけにフォーカスして、治った治らないを判断しているとこういったミスが生まれます。
根本改善!再発しない体に導くのが目標!
当院での施術の目標は「再生」。
症状を再発しない体に生まれ変わるのを目標に施術しています。そのための第一歩は間違いなく根本改善!
その痛みの症状が出た原因がなんなのか?
これが解明しないと根本改善に導けない。
少なくとも、私の今までの臨床では筋肉と骨格だけでは対応しきれませんでした。
なぜか?大きくわけて8つの原因があると考えているからです。
上記の「内臓」「骨格」「筋肉」「神経」「循環」「五感」「脳」「感情」が複雑に相互作用を起こした結果が体に痛みの症状として現れます。
体は一つなぎのユニットです。だからこそ、一か所の不調が末広がりに波及していきます。 これらに対応するために様々な治療テクニックを手に入れたんです。
痛みを取ってからがプロの仕事 と考えてる
その場で痛みを取って「はい、おしまい」では、対症療法とかわらない。
→湿布をはったり、コルセットをするのとかわらないってことです。
- 痛みを取る
- 原因を改善して再発を防ぐ
- 本人が気づいていない悪い箇所も見つけて原因から解決する
この2.3のところこそがプロがやるべきことだと思っています。そして、ここまで改善して初めて治った状態だと言えるんだと思っています。
当院では基本的に、常にこの状態へと導いていけるように通うペースや頻度を勧めます。
この原因の改善が、人によっては長くかかることもあります。そういった際に通いやすいプランをご用意しています。そのため、長くかかりそうなかたにのみ勧めています。
初回のカウンセリング時にどの状態までを目指すのか?をお伺いしますので目標を決めてお越し頂くとスムーズです。