乳酸菌と言えば、あの国民的飲料!?
腸内環境を改善しましょう!
『小腸』が問題を起こして腰痛や頭痛などの不調を招いていることって実は多いのです。
これにはSIBOなども関連してきますが今回は割愛します。
※SIBOが気になるかたにはこの本がオススメです。
小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守れ!
著:江田 証
https://amzn.to/32oslKj
小腸に問題が起きているときに考えたいのが腸内環境のこと。
腸内環境を把握する時に手っ取り早く指標にできるのが、うんちです。
うんちの色とかたち
健康チェックとしてご自分のうんちを確認しているかたって意外と少ないようです。
当院の患者さんでも「見たことない」とおっしゃるかたが多いです。
そもそも『健康なうんち』の状態を知らないかたが多いと思います。
健康なうんちは
大きさは、バナナくらいの大きさ
柔らかさは、形をギリギリ保てるくらい
色は、黄土色
色が、茶色や黒に近ければ『悪玉菌』が多い状態かなとザックリとした推測ができます。
そんな状態のかたに『乳酸菌』を摂りましょうとお話するときがあるのですが、
多くのかたがあの国民的乳酸菌飲料を飲もうとするので今回は指摘していきたいと思います。
ヤクルトで乳酸菌は摂れるのか??
ヤクルトといえば、
生きて腸内まで到達し、腸内環境を改善する乳酸菌 シロタ株を、1本(80ml)に400億個含んだ乳製品乳酸菌飲料です。
[許可表示]
生きたまま腸内に到達する乳酸菌 シロタ株(L.カゼイYIT 9029)の働きで、良い菌を増やし悪い菌を減らして、腸内の環境を改善し、おなかの調子を整えます。
引用元:ヤクルト公式HP https://yakult-t.jp/shop/g/g999999-24400/
とうように乳酸菌でおなかの調子を整えるという宣伝で有名です。
ヤクルトWのページ(https://www.yakult.co.jp/400w/?_fsi=q8jejHMd)では
と、シロタ株の効果についても載るっています。
でもこのデータはあくまで『乳酸菌 シロタ株飲料』を使ったデータであってヤクルトWのデータじゃないんですよね!
乳酸菌が善玉菌として腸内環境を整えてくれるのは周知の事実ですが、
ヤクルトが腸内環境を整えてくれるかどうかは疑わしいと思います。
原材料に注目してみましょう
原材料表示のみかたはご存知の方もいると思いますが
含まれている割合の多いものから順に表示されるルールになっています。
『 / 』以下は添加物をあらわしています。
以下はヤクルトのHP(https://yakult-t.jp/shop/)から拝借した画像です。
原材料名を見てみてください。
一番最初に『ぶどう糖果糖液糖』次に『砂糖』ときますね。
商品によっては『ガラクトオリゴ糖液糖』も使われています。
さらに添加剤にも『大豆多糖類』や甘味料の『スクラロース』が使われています。
これら異性化糖は糖化リスクを非常に高めます。簡単に言うと「血糖値」をめっちゃ!爆上げしちゃうようです。
そしてなによりも『砂糖』や『異性化糖』は悪玉菌の増殖に一役買ってしまうシロモノ。
乳酸菌VS糖
乳酸菌がたくさん入ってるから善玉菌を増やせるはず、、、なのに
たっぷり糖類が入っていて悪玉菌も増えちゃう。
むしろ悪玉菌のほうが増えそうな気もしますが、、、
菌が善悪プラマイゼロだとしても、血糖値爆上げするなら飲まない方が良いのではないかと考えてしまいますね。
なお、前述の『大豆多糖類』に関しては毒性はあまりないけど大豆アレルギーのかたは注意が必要らしいです。
参考:食品添加物毒性判定事典
あくまで今回の記事内容は個人的な見解です。
健康イメージの強いCMや通販サイトを見て鵜呑みにして買わずに、まずは「原材料名」を見る習慣をつけて欲しいと思います。
ヤクルトを飲む、飲まないはあなた次第です。